PROFILE

野口 花代 (Noguchi Kayo)

Dancer / Choreographer / Teacher

1986年北海道生まれ。

2010年に地元小樽にタヒチアンダンス教室hina fetiaを設立。
タヒチアンダンスをメインとし、地元小樽を中心に様々なステージやイベントに出演。
市立小樽美術館にて、展示作品とダンスのコラボレーションを発表。
ジャンルにとらわれない表現活動を展開中。
近年ではTahiti Heiva in Japanのオンラインコンペにオテア部門で参加し、Vahine Pitiのカテゴリーで2位獲得。

舞踊家で、尚美学園大学准教授の清水フミヒト氏が演出・構成・振付を手掛ける作品

【Water Flow】のアメリカ公演、札幌公演に出演。

【すぐcocoアート】【すぐcocoアートin USA】にも参加。

2023年6月にも渡米をし、Misako Ballet Studioの公演にて、清水フミヒト氏が演出・構成・振り付けを手掛けた作品やすぐcocoアートに参加。

清水フミヒト先生との出会いは15年以上も前のこと。

東京でコンテンポラリーを学びたいとお願いをして、毎日レッスンを受けたり、先生が出演する舞台の裏方のお手伝いをさせて頂きながら、本当に多くの事を学ばせて頂きました。

その後北海道に戻ってからも、先生の公演はどこへでも観に行ったり、お手伝いさせていただく中で、新たな挑戦をする機会を沢山与えて頂き、今ではアメリカにもご一緒しながら、作品にも出演させて頂いてます。

清水フミヒト先生とのたくさんの経験が、ジャンルにとらわれない自己表現に繋がっています。


私は、幼少からモダンダンス、クラシックバレエ、ジャズダンスを学び、高校卒業後からコンテンポラリー、フラ、タヒチアンダンスを学んできました。

様々な先生からタヒチアンダンスを学んできましたが、動画での作品を見た時に衝撃的な感銘を受けたのが現在フランスで活躍しているTahia Cambetの踊りです。

彼女は現地タヒチで幼少から学んだ伝統文化をもとに、最近は現代的な振り付けも手がけ、まさに型にとらわれない表現を追求していて、私自身が求める憧れのスタイルでした。

2019年から、パリに何度も渡り、今もTahiaのスタイルを直接指導を受けながら学び続けています。

(日本にいる時はオンラインレッスンを受講中です。)

実は私自身。昔から恥ずかしがりやでした。

今も人前に出るのは苦手です。

でも、ダンスだけは違います。

やりたいと感じたら、日本でも、世界中どこだって1人で行って学ぶ覚悟があります。

だってダンスが大好きだから。

ダンスを通じての繋がりや出逢いに、ワクワクしているから。

私の原動力はダンスからのパワーです。

どんな時も。

自分の熱い想い。

言葉にならない感情。

喜びや悲しさも、言葉で表せない部分を表現できる手段が、私の中でのダンスだと思って生きてきました。

自分自身が1人で踊る時。

それは、自分自身を見つめ、向き合って、あらたな目標が生まれます。

『これで満足』と感じる事がないので、常に学び続け、追求していけるものだと思います。

もし仲間と踊る場合は、想いを共感しながら作品を作ったり。

自分の意見を仲間に伝える力、よりよいものを創る向上心や共感力、コミュニケーション能力もつき、作品が完成した時には達成感を感じる事も出来ます。

私は、誰かが踊りを観て笑顔になったり、想いや表現が誰かに伝わる時の、あったかい、優しい気持ちに包まれる時間が本当に好きです。それを共に踊ってくれるメンバーと感じ合いながら創っていきたいです。

ダンスを通じて、見える世界は必ず広がります。

私がしてきたその経験を、皆さんに少しでもシェアしていきたいと思っています。

(英語やフランス語がほぼ分からない頃でも、ハワイ、タヒチに1人で学びに行ったり、アメリカ、フランス、イタリアで活動する事が出来たのはダンスの力があったから。人生の良い経験になっています!!)